第111回九州地区大学野球選手権北部九州ブロック大会が開幕致しました！

　APUの先発は濵田（新宮）。初回の立ち上がりを危なげなく0で切り抜ける。1回の裏、先制点を取りたいAPUは2番の小嶋（桐光学園）が四球を選ぶと、3番の伊藤優（海星）が一球でバントを決め4番の大河内（立命館宇治）に打順が回る。つまりながらも振りぬいた打球はライト前に、2塁走者の小嶋がクロスプレーの際巧みな走塁技術でセーフをもぎ取り、先制点を得る。

　続く2回の裏にはリーグ戦初スタメンの1回生、7番末次（立命館宇治）のセンター前ヒットを皮切りに下位打線でチャンスメイク。2番小嶋のゲッツー崩れの間に1点を追加する。

　2点をもらった先発の濵田は、2度の満塁を招くも要所を締めるピッチングで長崎大学相手に0を並べるピッチングが続く。持ち味が存分にでた5回、6回、7回は2塁を踏ませぬ完璧な投球術で7回無失点、試合を作り上げた。

　ダメ押しが欲しいAPUは2アウトから2番小嶋がライト前で出塁。3番の伊藤優が左中間を破るタイムリーツーベースヒット。チャンスは続き2アウト1、2塁の場面、5番篠塚（東福岡）がレフト前に痛烈な打球を放ち、この回2点を追加した。

　8回からは守護神の呉屋（St. Louis）が登板。1点は失ったものの、9回は自慢のストレートで押し切り3者凡退で初戦を勝利で締めくくった。